三菱航空機が開発しているリージョナルジェットであるMRJの飛行試験機の構造組み立てが進んでいます。Flightglobalによれば,下記のように右主翼構造が小牧南工場(最終組み立て工場)に到着したようです。
Mitsubishi Aircraft (from flightglobal)
写真を見ると,主翼にはJA21MJと書かれています。この番号は機体番号と呼ばれるもので,このような飛行機が管制官から呼ばれる際にはフォネティック・コードが用いられます。この機体が飛んでいる際には,下記のように呼ばれることでしょう(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/NATO%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89)。
「ジュリエット・アルファ・トゥー・ワン・マイク・ジュリエット」
また,この写真にはウイングレットと呼ばれる翼端デバイスが写っています。手前側が飛行機の後ろ側,奥側が飛行機の前側にあたると思われますが,他の機体のウイングレットに比べて角度が寝ているように見えます。